2019年9月8日「卑しめられることを恐るな」マタイの福音書第5章38節〜48節 岩本遠億

2019年9月8日「卑しめられることを恐るな」マタイの福音書第5章38節〜48節 岩本遠億

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卑しめられることを恐るな マタイの福音書第5章38節〜42節 岩本遠億牧師 2019年9月8日

『目には目を、歯には歯を』と言われていたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。悪い者に手向かってはいけません。あなたの右の頬を打つ者には左の頬も向けなさい。あなたを告訴して下着を取ろうとする者には、上着も取らせなさい。あなたに一ミリオン行くように強いる者がいれば、一緒に二ミリオン行きなさい。求める者には与えなさい。借りようとする者に背を向けてはいけません。マタイの福音書 5章38~42節


「目には目を、歯には歯を」


同態復讐法:復讐合戦を食い止める法的知恵=倍返しの禁止


当時すでに金銭賠償が行われていた


右の頬を打つ
右手で相手を打つ場合、普通は左頬を打つ


右の頬を打つ=右手の甲で打つ
      =相手に対する侮辱を表す


強いて1ミリオン(1500m)行かせる
=征服者による強制徴用強い屈辱感、憎しみ


×相手に対する侮辱行為や、強制徴用を認めているわけではない。


当時、下着は複数枚持っていたが、上着は一枚だけ。上着は掛け毛布ともなった。貧しい者にとっては唯一の財産


上着を借金の質として取っても、夕方には返さなければならないと規定されていた。


・侮辱された時、自分の持ち物を取られた時の屈辱感や怒りがあなたの行動を支配してはならない。


ローマ人への手紙 12章18~20節
自分に関することについては、できる限り、すべての人と平和を保ちなさい。愛する者たち、自分で復讐してはいけません。神の怒りにゆだねなさい。こう書かれているからです。


「復讐はわたしのもの。わたしが報復する。」


主はそう言われます。次のようにも書かれています。


「もしあなたの敵が飢えているなら食べさせ、渇いているなら飲ませよ。なぜなら、こうしてあなたは彼の頭上に燃える炭火を積むことになるからだ。」”


詩篇 73篇1~28節


見よこれが悪しき者。彼らはいつまでも安らかで富を増している。ただ空しく、私は自分の心を清め、手を洗って自分を汚れなしとした。私は休みなく打たれ、朝ごとに懲らしめを受けた。


もしも私が「このままを語ろう」と言っていたなら、きっと私はあなたの子らの世代を裏切っていたことだろう。私はこのことを理解しようとしたが、それは私の目には苦役であった。ついに私は、神の聖所に入って彼らの最期を悟った。[…]


私の心が苦みに満ち、私の内なる思いが突き刺されたとき、私は愚かで考えもなく、あなたの前で獣のようでした。しかし私は絶えずあなたとともにいました。あなたは私の右の手をしっかりとつかんでくださいました。あなたは私を諭して導き後には栄光のうちに受け入れてくださいます。


あなたのほかに天では私にだれがいるでしょう。地では私はだれをも望みません。この身も心も尽き果てるでしょう。しかし神は私の心の岩とこしえに私が受ける割り当ての地。見よあなたから遠く離れている者は滅びます。あなたに背き不実を行う者をあなたはみな滅ぼされます。しかし私にとって神のみそばにいることが幸せです。私は神である主を私の避け所としあなたのすべてのみわざを語り告げます。


マタイの福音書 10章28~31節
“からだを殺しても、たましいを殺せない者たちを恐れてはいけません。むしろ、たましいもからだもゲヘナで滅ぼすことができる方を恐れなさい。

二羽の雀は一アサリオンで売られているではありませんか。そんな雀の一羽でさえ、あなたがたの父の許しなしに地に落ちることはありません。

あなたがたの髪の毛さえも、すべて数えられています。
ですから恐れてはいけません。あなたがたは多くの雀よりも価値があるのです。”


侮辱された時、自分の持ち物を取られた時の屈辱感や怒りがあなたの行動を支配してはならない。


主イエスの十字架という屈辱


“信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。この方は、ご自分の前に置かれた喜びのために、辱めをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されたのです。”

ヘブル人への手紙 12章2節


主の御前にある喜び
主の膝元にある喜びがこれを潜り抜けさせる。


乗り越えるのではない、潜り抜ける。


“私たちが卑しめられたとき主は心に留められた。主の恵みはとこしえまで。”
詩篇 136篇23節


ホレイシオ・スパフォード 
Horatio Spafford (1828〜1888)


シカゴの法律家、実業家
多くの不動産を所有し、社会奉仕活動。 長老教会の役員


1871年シカゴ大火全ての不動産を失う。同年息子を猩紅熱で失う


長老教会からは、隠れた罪が原因だと断罪される


イギリスで宣教していた伝道者ムーディの活動に参加するため、一家でイギリスに渡る計画


出発直前に、急な仕事のためスパフォードはシカゴに残り、妻のアンナと4人の娘だけ、先発することに。


アンナと4人の娘が乗った蒸気船は、大西洋横断中に鉄の帆船と衝突、沈没


アンナだけが助けられ生き残る。ホレイシオに電報。


Saved alone.  What should I do?





すぐにイギリスに向かうホレイシオ


アンナたちが乗った船が沈没したところにさしかかった時、一つの言葉が与えられた。


It is well with my soul.


しかし、私の魂にとっては大丈夫。私の魂は守られている。


1.平安が川のように、心に寄り添う時も、悲しみが大波のように、逆巻く時も、
私の運命がいかなるものであっても、主よ、あなたは、教えてくださいました。「私の魂は守られている」と語ることを


It is well, it is well with my soul.


2.サタンは攻撃をしかけてくる。試みの時もやってくる。


しかし、この祝福された保証が心を支配するようにせよ


キリストは、私の惨めな状況をご存知である。


そして、私の魂にその御血を注いでくださったのだ


3.私の罪、ああ、この栄光ある喜びよ!私の罪は、一部分ではなく、その全てがキリストの十字架に釘付けられた。私はもはや、自分の罪を背負ってはいない。主を讃えよ!主を讃えよ!我が魂よ!


It is well, it is well with my soul.


4.私にとってはキリストのみキリストだけが生きている


ヨルダン川は頭の上で、逆巻くだろう。


しかし、もはや痛みは私を苦しめない。


死もいのちに呑み込まれた。


あなたが、あなたの平安を私の魂に語りかけてくださった。


5.主よ、その日を来らせ給え。あなたの真実が目に見える時を。


雲は幕のように巻き取られ、ラッパの音が響き、主がやってこられる。


しかし、私の魂は守られている。


It is well, it is well with my soul.





ムーディの宣教活動に参加


その後、エルサレムに移住、エルサレムで貧困にあえぐ人たちの救済のために生涯を捧げる。今も、スパフォードの子孫が経営するホテルがエルサレムにある。


スパフォード夫妻の子孫が運営するアメリカン・コロニーホテル・エルサレム


https://www.americancolony.com/

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