95%のカード決済をアメリカに牛耳られたロシアの防衛策

95%のカード決済をアメリカに牛耳られたロシアの防衛策

Podcast
Podcaster
元ヘッジファンドマネジャーの横森一輝が、世界経済・投資に関してあなたの疑問・質問に答えるポッドキャスティング

Beschreibung

vor 11 Jahren
ウクライナ危機で欧米による金融制裁への防衛策を ロシアは強化しています。 ロシア国内のクレジットカード決済の 95%を占めるビザ・マスターが 全面停止に備えてロシアは 対策しはじめました。 解決の見通しが見えない ウクライナ危機の行方。 今後、金融面でも手を組む『ある』国の存在が 明らかになりました。 95%のカード決済をアメリカに牛耳られていたロシアの金融防衛策   音声ダウンロード(MP3) [4月8日収録]   ロシア、金融制裁に防衛策 独自のカード決済/ルーブル建て輸出 実効性、内外から疑問符 [日本経済新聞 2014年4月7日] プーチン政権は追加制裁への危機感を強める(2大カードの取引が停止したロシア銀ATM)=ロイター ロシアが欧米による金融制裁への防衛策を強化している。米国系クレジットカードの業務の全面停止に備えて独自の決済システムの導入を決め、主要エネルギー企業は自国通貨のルーブル建てで輸出する検討に入った。欧米の経済への依存度を下げる狙いもある半面、ロシアの金融システムに内外の不信感は根強い。ロシアの対抗策は実効性に不安も抱える。 「(欧米は)ドル建て決済という金融兵器でロシアを攻撃しようとしている」。国営金融大手・対外貿易銀行のコスチン頭取は2日、輸出でルーブル建てへの移行を進める考えを強調した。 ロシアの輸出業務は欧米の金融システムに依存し、9割はユーロかドル建てで決済されている。プーチン政権内では制裁で両通貨の取引が制限されれば、欧米だけでなく中国などアジア向けの輸出にも響くとの懸念が広がっていた。

Kommentare (0)

Lade Inhalte...

Abonnenten

15
15