『カネの亡者』となった大手投資助言会社の実態
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vor 12 Jahren
南米大国、アルゼンチンは2001年に経済破綻しました。 同国は未だに経済低迷に苦しみ 通貨安・高インフレに見舞われています。 アルゼンチン国民は資産価値の目減りを防ぐため、 一体どのような行動をとっているのか? 日本破綻が迫っている中、アルゼンチン国民が 最終的にどのような行為にいたるのか、 他人事ではないのでこちらの音声を しっかり聞いてください! 『カネの亡者』となった大手投資助言会社の実態 音声ダウンロード(MP3) [10月7日収録] アルゼンチン 国民が資産防衛、現物購入に走る 通貨下落 米ドル手当て目的に旅 [日本経済新聞 2013年10月4日] 南米アルゼンチンが通貨安・高インフレに見舞われている。保護主義的な経済運営や政府が発表する経済統計への不信感が通貨の信認低下につながっているためだ。資産価値の目減りを防ぐため、国民は自動車や不動産といった「現物」の購入を拡大。国内では確保しにくい米ドルの手当てを目的とした近隣国への旅行も増えており、通貨安の加速も懸念される。 アルゼンチンペソは公式レートでは過大評価との見方が多い(ブエノスアイレス) 「この4年間で昼食の定食の価格は額面で3倍強になった」。首都ブエノスアイレスで働く日本人商社マンは嘆く。 政府の公式発表では8月の物価上昇率は前年同月比10.5%。これに対し、民間調査会社は25~30%とみている。国際通貨基金(IMF)は2月、同国の統計の信頼性に疑問を呈し、是正を求める異例の対応を取った。 穀物輸出をテコに2011年は2ケタ近い経済成長率を達成したが、12年は1.9%に減速し、今年も低成長が見込まれる。政府の経済対策は輸入規制など小手先の対応に終始している。 統計や経済運営への不信感が通貨の急落を招いている。公式為替レートは1ドル=5.7ペソ程度に対し、非公式の両替商との取引レートは8~9ペソ。経済紙アンビト・フィナンシエロは8月、読者の問い合わせに応え、紙面に「洞窟」と呼ばれる道端での取引レートの掲載を始めた。 中古車販売店は盛況だ。中間層向けに100万円程度の車の売れ行きが伸びているという。「誰もアルゼンチンペソで資産を銀行に置いておきたくないからね」とディーラーは話す。 中古車販売は今年1~8月に122万台と、過去最高だった11年通年(102万台)を上回った。新車販売も今年1~8月で前年同期比10%増加した。通貨の急落に対処するため、自動車のほか、不動産や金への逃避の動きが目立っている。 隣国ウルグアイとの間をつなぐ高速船が出るマデロ港のターミナルは朝晩、アルゼンチン人旅行客であふれかえっている。11年10月からアルゼンチン国内ではペソからドルへの両替が厳しく規制されているため、ウルグアイで米ドルを引き出したり、公式レートが適用されるクレジットカードで大量の買い物をする旅行者が増えているのだ。 国民がペソの保有を嫌えば、通貨安が加速し、インフレも一段と高まる。資産防衛の動きはフェルナンデス政権が自国民の信任も失いつつあることを示している。
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