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49 Minuten
厚底シューズを履くと、速く走れる。もう、誰もが知っていることです。

新さんは、厚底のない時代のマラソンランナー。それでも「あれは、とんでもない技術革新」と言います。ただ、新さんが見ているのは、レースのタイムではありませんでした。

なぜ、厚底の効果は「速く走れる」ことだけではないのか。

なぜ、走り始めたばかりの人ほど、厚底の恩恵を受けやすいのか。

なぜ、疲れているのに速く走れてしまう日が、いちばん危ないのか。

そして、薄底を履くとき、厚底で覚えた走りをどう使うのか。

厚底に替えてから記録は出たのに、故障が減った気がしない人。もう厚底しか履かなくなっている人に、聴いてほしい回です。

── この回のチャプター ──

(00:00) 「調子の悪さには、機能がある」

(00:30) オープニング

(00:50) 今日のお題は「厚底シューズ」。厚底のない時代のランナーに聞く

(02:34) 厚底の定義。柔らかいミッドソールに、カーボンが「稼働する余地」

(03:38) ナイキに追従したメーカーは、最初「固め」に作った

(05:25) 厚底の効果は「レースが速い」だけじゃない。練習が続けられる

(08:25) スプリンターの「空き缶を潰す」踏み込みは、厚底の設計哲学の外

(09:54) 長距離は軸足を長く使う。接地の「貯め」で、カーボンにエネルギーを蓄える

(12:35) 走る技術を「飛ばせる」靴。非鍛錬者ほど恩恵を受けやすい

(14:54) 厚底のもう一つの効果。疲れていても本来の走りができる=調子が安定する

(16:31) 怪我のリスクは上がるのか。疲れているのに速く走れてしまう時

(17:49) 厚底しか履かないのは問題。厚底でバスケをしたら一発で壊れた

(20:37) 故障しにくい体ができる前に、走れてしまう

(21:21) 水泳・自転車の選手が走ると故障する。「エンジンは強いのに、ボディがない」

(22:37) 走ることは「衝撃をどう扱うか」。自転車のパワーメーターとの違い

(24:45) スパイクのカーボン。マロンがナイキからニューバランスに替えた理由

(31:30) 衝撃に耐える体を作る。縄跳びが鍛えるのは「スティフネス」

(32:39) マラソンで最初に疲労を感じるのは、足の裏

(33:56) 脳の本から得た対策。走りながら足の指を「モゾモゾ」させる

(37:01) ロング走で「ただ頑張る」より、体を観察する

(38:33) 脳は生存を優先して「やめとけ」と言う。厚底は脳に「大丈夫」と言っている

(39:47) 厚底は絶対履いた方がいい?「厚底だけ」が問題

(41:05) コンクリートと芝生。薄底で「厚底に寄せた走り」を試す

(43:55) 距離を踏むうちに「防御力優先の走り」から抜け出せなくなる

(45:19) プラスアルファの100m・200mは、そのためにある

(46:21) 月1000〜1200kmの理論は、一般化できない

(47:09) 「速く走れる」より「続けて練習できる」の方が、大きいかもしれない

(48:40) エンディング

── 更新 ──

毎週金曜18時に、新しい回をお届けします。

フォローしていただけると、次の回から自動で届きます。

決まった答えは、ありません。

だからこそ、一緒に問い続けて、考えていけたら。

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最新エピソードと、収録の裏側はこちらで。

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@arata_n

この回の内容や、練習・レースについてのご質問はこちらから。水曜のQ&A回でお答えしています。

#藤原新マラソン研究室 #厚底シューズ #カーボンシューズ #ランニングシューズ #マラソン #故障予防 #ランニング
30 Minuten
【Q&A回 #2】金曜の本編とは別の、皆さんから届いた質問に藤原さんが答える回です。今回は4つ。

Q1|関東の20代ランナーから。週80km。過去にオーバートレーニング症候群に陥り、適切な復帰の過程を踏まなかった。いまも思うように動けない。休むしかないのか。

Q2|関東の30代ランナーから。喉が渇きやすく、走りながらよく飲む。レースになるとトイレに何度も行きたくなる。給水のベストなタイミングは、いつなのか。

Q3|東北で中学生・高校生を指導している方から。大学や実業団を目指す選手が、ジュニアの時期に強化すべきポイントは何か。

Q4|近畿の元実業団ランナーから。厚底シューズの普及で、長距離選手のトレーニングはどう変わったのか。強度、距離、疲労管理、フォーム。

1つ目の質問に、藤原さんはこう前置きしています。「俺は診断しちゃいけないから」。

この番組が答えられるところと、答えられないところ。その線も、この回で分かります。

Q4の厚底は、この回の2日後、金曜の本編でさらに深く扱います。

休み方に迷っている人。レースのトイレに困っている人。ジュニアを指導している人に、聴いてほしい回です。

── Q&A #2 のチャプター ──

(00:00) オープニング

(00:20) Q1 オーバートレーニング症候群。復帰の過程を踏まなかった

(01:12) 「たくさん練習やったからなる」ものではない。オーバーリーチングとの違い

(03:16) 休むしかないのか。藤原さん自身の「一歩手前」の話

(07:51) Q2 喉が渇きやすく、レースでトイレに行きたくなる

(09:40) スタート前に、意識して飲む必要はない

(12:54) 混むのは前半。飲み出す地点を逆算する

(15:23) Q3 大学・実業団を目指すジュニア期に、何を強化するか

(16:36) 中学はスピード。量は、体が固まってから

(18:12) 「誰かは生き残るけど誰かは潰れる」設計にしない

(21:30) Q4 厚底シューズで、トレーニングはどう変わったか

(22:46) 調子のいい走りに誘導される。練習の消化率が上がる

(29:05) 質問を募集しています

── 更新 ──

本編は毎週金曜18時。

質問が届いているときは、水曜にこのQ&A回をお届けします。

決まった答えは、ありません。

だからこそ、一緒に問い続けて、考えていけたら。

次回のQ&A回で読む質問を募集しています

練習のこと、故障のこと、レースのこと。うまくまとまっていなくて大丈夫です。

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#藤原新マラソン研究室 #オーバートレーニング #給水 #トイレ対策 #ジュニア #厚底シューズ #マラソン練習 #ランニング
56 Minuten
30kmを過ぎて、ペースが落ちる。息は上がっていない。心拍も上がりきっていない。それでも、足が前に出ない。

長く走るあいだに、VO2maxもエコノミーも閾値も、少しずつ落ちていきます。その落ち幅の小ささが「デュラビリティ」。この3つに続く4つ目の指標として、研究が進んでいる言葉です。

ただ、新さんの実感は、少し違うところから始まりました。去年の富山マラソン、35km地点。ガソリンは残っていて、オーバーヒートもしていない。だけど、足回りだけがズタボロだった。「疲労としての痛み、痛みとしての疲労。それへの耐性なんじゃないのかな」

なぜ、ガソリンが残っているのに、足だけが終わるのか。

なぜ、5000mで速い選手が、マラソンでは走れないのか。

なぜ、アスファルトを走り込むほど、スピードが出なくなるのか。

そして、「きつい」と「痛い」は、どう違うのか。

藤原さん自身、「あくまでも俺の理解」「勘違いしてるだけかもしれない」と何度も言いながら話しています。答えの出ている話ではありません。

後半に足が止まる人。走り込みの量を増やすか迷っている人ほど、聴いてほしい回です。

── この回のチャプター ──

(00:00) オープニング

(00:59) LT・VO2max・エコノミーの次に来る、4つ目の指標

(02:07) 去年の富山マラソン35km。ガソリンは残っているのに、足回りだけが

(05:00) 距離走が大嫌いだった。ゆっくり「長く」のほうがきつい

(07:06) 瀬古・宗兄弟・中山。3つとも高かった4人を真似すると何が起きるか

(08:23) 5000mの選手がマラソンを走ると、足から終わる

(09:54) デュラビリティは、測れるのか

(11:00) 速筋が多い選手のほうが高い。教科書とは逆の実感

(15:47) 怪我をしない人は、デュラビリティが高い

(17:09) 引退すると、デュラビリティはバッチリ落ちる

(17:52) 「足作り」の順番。デュラビリティが先、4ヶ月のうち最初の1ヶ月

(21:03) まずトータルの負荷。1回の距離は「テスト」として後から

(21:35) 硬いところを走れば、耐久性は上がるのか

(24:26) 硬い地面は、フォームを「防御優先」に変えてしまう

(29:12) 市民ランナーは高めて大丈夫。サブ3・2時間45分から話が変わる

(32:54) 8万2000人を分析した研究。ラスト8kmの心拍とペースの乖離

(36:52) 3分半の距離走に「死ぬほどきつい」と書く、アメリカ記録保持者

(38:03) きついんじゃない。着地がきついんだ

(41:51) 息苦しさの正体は、二酸化炭素。走りながら過呼吸になる仕組み

(46:51) 痛みを、最大限受け入れてみる

(50:41) ラスト10kmなら耐えられる。15kmで来たら、大変になる

(54:07) 極論。デュラビリティを抜きにしたら、5000mの選手が一番速いはず

── 更新 ──

毎週金曜18時に更新しています。

続きが気になったら、フォローしてみてください。

決まった答えは、ありません。

だからこそ、一緒に問い続けて、考えていけたら。

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#藤原新マラソン研究室 #デュラビリティ #耐久性 #マラソン練習 #30km走 #サブ3 #ランニング
20 Minuten
レースペースで30km。距離走は、走れば走るほどいいのか。

皆さんから届いた質問に、新さんが答える回です。今回は3つ。

1つ目は、北海道の女性ランナーから。月間420km、3時間13分から3時間07分切りへ。レースペースの30km走は必要か。完全オフは、週1で入れるべきか。

2つ目は、中部の40代ランナーから。夏の練習と、秋へのスピードの戻し方。「暑さの苦しさは、練習効果ではない」というところから始まります。

3つ目は、関東でサブ3を目指すランナーから。レースの25kmあたりから腸腰筋が張って、垂れてくる。走り込みが足りないのか、筋トレを入れるべきなのか。

3つとも、答えは「もっとやる」ではありませんでした。

練習量を増やすか迷っている人、夏に積んだものを秋にどう変えるか考えている人に、聴いてほしい回です。

【この回のチャプター】

00:00 ― オープニング

00:28 ― Q1 レースペースの30km走は、必要か(北海道・月間420km)

02:06 ― 「回復できる範囲」に収まるか。まずはラスト5km、次に12km

03:23 ― 完全オフは要るのか。週1より、3週に1回

04:22 ― Q2 夏の練習と、秋へのスピード移行(中部・40代)

06:19 ― 30kmを10km×3に割る。距離走なら、休んでも負荷は引き継げる

08:04 ― 夏のうちに200mを差し込んでおく

10:25 ― Q3 レースの25kmから、腸腰筋が張って垂れる(サブ3が目標)

12:49 ― 5000mを上げる。一度スピードに振るという遠回り

15:00 ― 腸腰筋に「頼った」走りになっていないか

16:52 ― 流しを5本。疲れずにフォームを直す

18:42 ― 質問を募集しています

【更新】本編は毎週金曜。質問が届いているときは、水曜にこのQ&A回をお届けします。

決まった答えは、ありません。

だからこそ、一緒に問い続けて、考えていけたら。

次回のQ&A回で読む質問を募集しています

練習のこと、故障のこと、レースのこと。うまくまとまっていなくて大丈夫です。

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#藤原新マラソン研究室 #30km走 #サブ3 #腸腰筋 #夏の練習 #マラソン練習 #ランニング
1 minute
標高2000m。世界最速のランナーたちが、毎日走っている場所。

「あそこへ行けば、もっと追い込める」

——その発想が、そもそも逆でした。

ロンドン五輪マラソン代表・藤原新さんは、現役時代、練習パートナーだったケニア人選手の故郷・キリニャガで合宿をしています。標高1700m、ケニア山のふもと。象よけの電気柵に囲まれた森を、車をつけて走る場所です。

なぜ、高地は「追い込む場所」ではないのか。

なぜ、彼らは練習が失敗した日に落ち込まないのか。

なぜ、裸足のランナーは一人もいなかったのか。

そして、彼らの「自己ベスト」が自己ベストではない、とは。

練習量を増やしているのに記録が止まっている人ほど、聴いてほしい回です。

── この回のチャプター ──

(0:00:00) 「追い込みに行く」は、逆だった

(0:01:16) 練習パートナーは、ケニア人だった

(0:03:19) 故郷キリニャガ ── 標高1700m、ケニア山のふもと

(0:04:10) 象よけの電気柵。森は車をつけて走る

(0:05:51) 「象の胃が動く音がする」

(0:08:55) 平地がない。丘陵に茶畑がびっしり

(0:10:03) ジョグ以上、距離走未満。登りでLTを超える

(0:11:06) ここはイテンじゃない。メッカではなかった

(0:13:16) 後半はニャフルルへ。標高2300mのトラック

(0:14:37) カレンジンとキクユ ── 速さは人口の話でもある

(0:15:46) ケニア人にも、遅い人はいる

(0:19:47) 裸足では走っていなかった ── 200円のサンダル

(0:21:01) ハングリー精神は、逆だった

(0:25:48) 注文して90分。アフリカンタイム

(0:29:57) 潰れるまで「きつい」と言えなかった高校時代

(0:31:12) 久保建英「審判の目を盗むことも大事」

(0:32:45) 藤原新は、なぜ「なんで?」から入るのか

(0:37:00) ばあちゃんに教わった、火のつけ方とナタ

(0:41:51) 平気で休む ── 休んでこそ走れる体になる

(0:42:54) 病院が遠いから、風邪ひとつに用心深い

(0:45:45) なぜ、みんなケニアへ行くのか

(0:46:42) 土の道が、日本との最大の違い

(0:48:00) 高地順応に、1ヶ月半では足りない

(0:48:58) 「逆なんだよ」── より遅いペースで、同等の効果

(0:50:49) 彼らの自己ベストは、自己ベストじゃない

(0:52:31) 強くなるためには、強くないといけない

(1:00:40) イテンの一番の産業は、ランニング

(1:07:45) 砂糖は、彼らにとって主食かもしれない

── 更新 ──

毎週金曜日に配信しています。

フォローしておくと、次回をすぐに受け取れます。

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#藤原新マラソン研究室 #高地トレーニング #ケニア #マラソン #ランニング #マラソン練習 #市民ランナー #ランナーと繋がりたい
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Über diesen Podcast

なぜ、あの人はあんなに楽そうに、速く走れるのか。 根性でも、才能でもありません。 「本当に速くなる走りとは何か」を、答えを教えるのではなく、一緒に研究していく番組です。 ジョグ、閾値、レース戦略──ランニングの"当たり前"を、一つずつほどいていきます。 30kmで足が止まるのは、なぜなのか。 そのジョグは、本当にジョグになっているのか。 追い込むほど速くなる、というのは本当なのか。 ホストは、ロンドンオリンピックマラソン代表・藤原新。 2時間7分で世界と戦った当事者が、現場の言葉で解き明かします。 聞き役は、元実業団ランナーのマロン。あなたの「で、自分の場合は?」を代弁し、難しい理論を、サブ4・サブ3.5・サブ3、レベル別に翻訳します。 手に入るのは、その場しのぎのメニューではなく、自分で考えて強くなれる"頭"。 聴くたびに、走りの解像度が一段上がり、新しい問いが生まれます。 本気で速くなりたい人。記録が止まっている人。 追い込んでいるのに、伸び悩んでいる人へ。 速さは、頑張った量じゃなく、土台で決まる。 ── まずは、この回から ── ・そのジョグ、本当にジョグですか?|ジョグとイージーランの違い ・なぜ30kmで失速するのか|原因は3つ、VO2maxだけじゃない ・追い込むほど遅くなる?|五輪代表が試した「ダブル閾値」の正体 ── 更新 ── 毎週金曜18時更新。 走る前の1話を逃さないように、Spotifyのフォローボタンを、ポチッとお願いします。 決まった答えは、ありません。 だからこそ、一緒に問い続けて、考えていけたら。 藤原新マラソン研究室 ── フォロー ── ▼ 映像版・ショート動画(YouTube) 収録の様子と、切り抜きを公開しています。 https://www.youtube.com/@fujiwara_marathon_lab ▼ 番組公式Instagram @fujiwara_marathon_lab ▼ 藤原新 Instagram @arata_n ▼ 藤原さんへの質問を募集しています いただいた質問には、水曜のQ&A回でお答えします。 質問を送る
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„藤原新マラソン研究室“

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